【ひとときのこ no.2】閻魔と仏と地獄行き
お酒大好きコピーライターの伊藤ママが、かわいい元気ざかりの息子たちとおでかけしたり、あそんだり、、、。そんな日々をつづっていただいております。
「閻魔と仏と地獄行き」
2015年9月9日(水)
今年の夏は、2人の息子の世話で地獄をみた私。
そこで、息子たちにも地獄を見せてやりたいと思い、行ってきました、「地獄」。
今回は遠出して、大阪市平野区。
JR平野駅から、いい感じにひなびた商店街をてくてく歩いていると、
突然現れる「全興寺(ぜんこうじ)」。
草創は古く、1300年前にさかのぼるこのお寺。
しかし、伊藤家は歴史に興味はありません。
そうです、ここには閻魔大王がいるのです。
手を引く母のただならぬ気配を察し、
いやがる息子2人をずるずるとひきつれ、「地獄堂」の前へ。
閻魔大王が笏(しゃく)を手に待ち構えます。
右手には、恐ろしい鬼と奪衣婆の姿。リアルです。リアルすぎます。
この段階で息子たちはすでに泣き顔になっているのですが、ここからが本番。
中央の銅鑼をたたくと、地獄の話が始まるのです。
三途の川の話や地獄のあれこれ、
閻魔大王の恐ろしい姿を見ながら聞き入る私。
ふと後ろを見ると、誰もいません!!!
「逃げやがった!!!」
2人の息子は地獄の入口からさっさと逃亡し、
境内にある古い井戸や池を眺めて遊んでいます。
奪衣婆のごとく2人の息子を追いましたが、時すでに遅し。
「ほとけのくに」に逃げ込まれました。
ここは、曼荼羅に座って瞑想でき、
旦那を中心になにやら祈っています。
仕方ないので、地獄堂の外にある「極楽度・地獄度チェック」をしたところ、 私が一番地獄に近いことがわかり、がっくりと肩を落とした次第。 文字通り「地獄で仏」に会える全興寺。どうぞ、お子さまとご一緒に。
伊藤由香里(コピーライター)
日々の飲酒と、高齢出産で産んだ2人の息子を溺愛するフリーのコピーライターです。座右の銘は「酒を飲むのは銭の無駄、酒を飲まぬは人生の無駄」。いつか飲み屋が開きたいと思いつつ、20年たっちゃいました。
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