「パクパクとフレアイとフクロウ」

2015年11月26日(木)

大人になると、というか夫婦だけの生活が長くなると、
「園」と名がつく施設には、あまり行かなくなると思う。
遊園地、植物園、動物園、公園。かつてはデートに利用していたであろうこれらの場所も、
平日昼間は仕事で忙しく、休日は家族連れでごった返している「園」に、
あまり用はなかった。
しかし、遅ればせながら産まれた子供のために、足しげく通うようになるのが「園」だ。
とにかく「●●園」に連れて行っておけば、子供は喜ぶ、遊ぶ。

さて、今回行ったのは「徳山動物園」。
徳山東ＩＣを降りて国道２号線を走ること１０分弱。動物園って、
山の中にあるイメージだったのだけど、徳山動物園は、街の中。というか民家のすぐ近く。

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ライオン、象、キリンたちが結構間近で見られます。
ホッキョクグマを発見、ペンギンもいる。鳥類や爬虫類、カバもいる。

動物への「パクパクタイム」や「ふれあいタイム」が設けられているのも嬉しい。

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「眺めるだけじゃつまんないー」と言いだし、ミニブタに餌をあげる長男。

［ひとときのこ］画像

「触りたいー」と言いだし、モルモットと触れ合う次男。

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ついでに次男もパクパクタイム。

「動物園、意外と楽しいかも」と思いながらウロウロしていたら、背後から視線を感じる。

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ハッと振り向くと、フクロウ。何の囲いもないところに、フクロウ。
飛ばないように足にヒモはついているけど、普通に佇んでいる。
飼育員さんに聞いたところ、こんな風に人前に出るために訓練を積んだとのこと。
すごいぞ！フクロウ。

「オオキイ」「カワイイ」「フカフカ」と無邪気に動物に親しむ息子たちを見ると
「動物園、いいね」と思えてくる。子育てに、やはり「園」は必須です。
一番足しげく通ったのは「保育園」だしね。
全然関係ないけど、園つながりでいうと「失楽園」てのは、
アダムとイブが禁断の実を食べて楽園を追い出されることを描いた長編叙事詩。
「楽園を失う」という意味。
いつの間にか渡辺淳一の書いた小説の方が有名になっちゃって、
変な意味に使われることが多いけど、ま、こっちの「園」は、一生足を踏み入れることはないな、と思うのでした。あ、「子育て」コラムから脱線しすぎちゃった・・・